学習院大学の新入生の皆さん、合格おめでとうございます!2年の黒沢航平です。

今日から新歓ブログが始まります!!新入生へのメッセージや部活・部員の紹介・自己紹介などを、部員が自由に書いていくので楽しみにしていてください。

新歓ブログをやると聞いてから何を書こうか迷っていたのですが、主観的に書いた方が、より長距離パートの熱や魅力を感じてもらえると思ったので、自分のことを中心に書いていこうと思います。ただこれから書く人はこの形にする必要はないので、ぜひ自由にのびのびと書いてください。それでは本編に行きましょう!


1.長距離パートに入って良かったと思うこと

☆トップクラスの実力がなくても箱根駅伝予選会を目指すことができている
箱根駅伝は説明不要の大舞台ですよね。私も小学生の頃から憧れていて、出場したいと思っていました。しかし高3春の時点で5000の自己ベストが16分46秒だった私にとって、箱根駅伝の本戦に出るのは現実的に厳しいものでした。それでも箱根駅伝への憧れは捨てられず、せめて予選会には出場したいと考えました。予選会も毎年テレビ中継されるほど注目度の高い大舞台です。入部制限をしていない学習院は、予選会を目指すにはぴったりの場所でした。ここ2年間は予選会に出場できていませんが、予選会を目指せる環境があることが何より大切なことだと私は思っています。なぜなら予選会は正月の箱根駅伝に出る資格をかけた熱いレースで、非強化校の力のある選手にとっては学生連合で箱根に出れるチャンス、トップレベルの実力を持たない選手にとってはトップレベルの選手たちと戦える良い機会だからです。そうした熱い舞台に挑戦できていることが何より素晴らしいことだと思います。また予選会という明確な目標があるおかげでチームが一体化し、充実した競技生活を送れているように感じています。出場できていないことに対して各部員は満足していませんが、そうした目指せる環境があって私は良かったと思っています。

☆川内選手にサポートしてもらえている
昨年の10月から、プロランナーで大学のOBの川内優輝選手が、長距離パートの練習・レースの引っ張りや、練習メニューや各選手へのアドバイスなど、積極的に長距離パートのサポートをしてくださっています。川内選手の走りをテレビで見てマラソン・長距離走を好きになった私にとって、川内選手に指導を仰げることは本当にありがたいことで、貴重なことだと感じています。川内選手にアドバイスをいただくようになってから、私は自分のやっている練習に対して自信を持てるようになりました。陸上を始めてから、5000mでは16分40、10000mでは34分を切れず、タイムが伸びない焦りや自分の取り組み方に間違いがあるのではという不安がありました。しかしアドバイスをもらうようになってからは、取り組み方で間違っていた部分や自分に足りない部分が明確になり、自信を持って練習に取り組めるようになりました。川内選手からいただくアドバイスは、自分の競技人生の道しるべになっていると思います。

☆信頼できる仲間ができた
部活を通して気の置けない信頼できる仲間ができました。この信頼は一緒にいる時間が長いからだけでなく、競技に対して真摯に向き合っているからこそ生まれるものだと思います。本気で取り組むから何かを達成するとうれしいし、負けると悔しいし、それらを共有できるのだと思います。チームで一つの目標に対して本気でを達成しようと努力できるのは、部活の良いところだと思います。先月行われた春合宿では、温泉で時間を忘れて他愛のない話に花を咲かせていました。下らない話で盛り上がれる仲間がいるのは、素晴らしいことだと感じました。


2.自分について
自己紹介をしようと思ったのですが、基本的なことはこちらのブログに書いてあったので、ここでは割愛します。目標についてはこの時から変わったり明確になった部分があるので、改めて書こうと思います。

☆立川ハーフ71分台
去年の上尾ハーフが終わってから、このレースを一番の目標に練習に取り組んできました。現状を考えると簡単ではないタイムですが、あと一週間できる限りのことをして、最後まで目標達成の希望を捨てずに頑張ります。また予選会に似たコースなので、今回の経験を予選会にも活かしていきたいです。そして予選会出場のためにも、チームに刺激を与えるような走りをします。

☆箱根予選会出場&69分台
学習院大学はまだ標準切りを10人そろえることができていないので、まずは標準切りメンバーのサポートに力を注ぎたいと思います。私自身、標準切りに苦労した身です。だからこらこそ選手の気持ちに寄り添ったサポート・自身の経験によるアドバイスができると思っているので、そうした自分の役割を果たしたいです。そして、予選会に出場できたとしたら、69分台を目指そうと思います。69分台は3’19/kmペースです。今の自分にとって3’20/kmペースが楽なペースではないので、余裕を持った状態のスピードを上げていくことが一番の課題だと思います。スピードとは反対に距離には自信があるので、3’19/kmペースを自分のものにすることさえできれば十分に達成可能な目標だと思います。

☆マラソンに出る
小学生の頃から川内選手などの影響で、いつかマラソンを走りたいと思っていました。現時点では目標タイムはなく、とにかく走りたいという気持ちが先行している状態です。ハーフで70分を切っていると、エリート枠としてトップランナーの方と一緒にアップやスタートできる大会もあるそうなので、ここから1年はハーフを頑張って、来年以降マラソンにも挑戦してみたいと思います。


3.新入生へのメッセージ
ここまで読んでくれた新入生の方に、長距離パートの魅力や一部員がどのような気持ちで競技に取り組んでいるのかが少しでも伝わってくれればうれしいです。大学生は自由に使える時間が多いのでやりたいことをとことんつきつめてほしいと思います。そして縁ががあればぜひ一緒に陸上をやりましょう!