こんにちは!2年長距離の蔵品涼太です

今回は、1111日土曜日、代々木公園陸上競技場で行われた、第17回関東八大学対校陸上競技大会の長距離種目の結果をご報告させて頂きます。

 

【男子結果】

・男子対校1500m

齋藤泰河(24:06.24 2

小田嶋凜(3)   4:22.53 3

・男子オープン1500m

草本十聖(1)  4:36.02 2

中村護刀(1)  4:42.40 3着 PB

・男子対校5000m

蔵品涼太(2 15:47.91 1   PB

黒沢航平(316:51.90 4

・男子オープン5000m

井坂優太(216:30.76 1

秋元陽斗(216:43.88 2

河村東哉(3)  16:46.71 3

京野遼河(1)   17:55.58 4

 

【女子結果】

・女子対校1500m

鈴木千晶(2 5:02.66 1

宮前結衣(2 5:32.67 2   PB

・女子対校400m

鈴木千晶(2 1:08.63 1

宮前結衣(2 1:09.90 2

・女子オープン400m

中村華怜(1)    1:10.40 1

 

 

【個人の反省】

今回は5000mの対校選手として出場しました。結果は上にも記載した通り、154791ということで、従来の自己ベストを約32秒更新することができました!私は1119日に行われる上尾シティハーフマラソンを1つ目標にしているため、その1週間前となる今回のレースは、練習の一環として走りました。ただ、「レース」というのはスタートすると楽しくなってしまうもので、ラスト2周でスパートをかけ、初の15分台を達成することができました!大学初の賞状も貰えて大満足です。

2023八大戦5000

 

部全体としても男子女子総合全てで優勝し、今年最後の対校戦を各種SNSでの宣言通り、優勝で飾ることができました!!🏆

長距離は引き続き、上尾シティハーフと10000m記録会に向けて頑張っていきます!

LINE_ALBUM_2023.11.11 八大戦_231112

 

 

 

"根性のないランニング精神】(長いです)

ここからは、私個人がどのような精神でランニングに向き合っているかを、自分の為にも書いてみようと思います。

 

初めに、私は「陸上競技」という言葉が嫌いです。なぜなら字面が堅苦しいから。なので「ランニング」という言葉を使います。というのも、私は速く強く走る為に、「楽しい」を根本に置いています。つまり、「ランニング」が「ストレス」と乖離すればするほど、勝てる確率が上がると思っています。

 

以下私がそう思うようになった過程が挟まります。

 

私が高校2年生の時の話ですが、蔵品少年は、1000m×5本のインターバルを行い、ラスト2本で失速してしまいました。そして、その後のミーティングで、「ラストの気持ちが足りなかった」ことを原因だと周りの人たちに言いました。しかし、その時の顧問の先生が言ったのは、「根性はあって当たり前、失速したということは体のどこかに問題があったからだからそれを分析しなさい。」という事でした。

 

それ以降私は、根性が必要、かつあって当然という精神で走っていました。まずは自分の体と向き合うようになり、「根性」の部分を全く意識しなくなったおかげで、練習でも大会でもメンタルに左右されずに記録が安定するようになりました。高校までは。。。

 

しかし、私は大学1年生の時に1年間市民ランナーを経験し、単独で走ることと、複数人で走ることの違いを実感しました。楽しく走りたくて市民ランナーになったのに、1人だと全く楽しさを感じず、ただ根性とモチベーションの維持力が求められるランニングになってしまったからです。せめて走る自分を見せれる人がいればなぁとも思っていました。

 

そして今年、学習院大学陸上競技部に入部すると、幼い頃からの夢である「箱根駅伝予選会」を本気で目指すチームで練習できていることが、本当に楽しく、価値が高いことだと感じました。(市民ランナー時代と比較できる私にとっては特に、、)

 

 

このような過程で、今の私は当初持っていた「根性」が全て「楽しさ」に変換されたことで記録が向上しています。もちろん体の調子が悪いことは「ストレス」になるので「楽しさ」は薄れ、記録も停滞します。しかし、調子が良い時のレースや練習では、今まで「根性」が必要だった場面でも、逆に自然と笑みが溢れ、いつもお世話になっているチームメイトやマネさんなど、見ている人も楽しませるようなレース展開を自然と心がけられるようになりました。そもそも自分はレースの目標設定も「練習で出来たペース」を最低目標に設定し、それ以外は基本的に何も決めません。なぜなら高い目標を掲げると、その時点でそれ以上は無理と断定し「可能性を求める楽しさ」が消えるからです。また、【個人の反省】でも書きましたが、今回の5000mでも「やってやろうじゃん」という、軽いノリのような感覚でラストスパートをすることができましたし、男子オープン5000mの応援の時も含めて、応援に回った時は「指示」よりもまずは「褒める」ことを大切にしています。

 

今このブログを書いている最中に思った事ですが、だからこそ、今の長距離パートは、良くない点を改善することに真っ正面から向き合い過ぎて行き詰まっていると感じます。練習中に楽しいと思う事、褒められた事の割合が増えれば、練習後に「今日はいい走りができた」「楽しかった」と思うことができ、次のレースや次のポイント練習に向けた、各々の選手のモチベーションも改善されるのではないでしょうか。怪我をしている選手も走れずに補強が続く毎日ですが、その11つの実績も前に進んでいる証拠に必ずなるので、同じように一緒に楽しく続けていきたいところです。

 

私は、この楽しさの延長線上に「チームの箱根駅伝予選会出場」という目標を掲げています。まずは自分が狂ったように楽しくランニングをしている姿を背中で魅せれるような存在になっていければいいなと思っています!来週の上尾ハーフも可能性を無限大に、どれだけ良いタイムを出せるかやってやります!

 

大変長くなりましたが、今後とも宜しくお願いします

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